愛人契約中(2)

こんにちは。ジュンです。

 

なんだか最近暑いですね。

と言ってもここ数日外出してませんが。

アプリの天気予報がそう言ってました。

 

 

前回の続きでNさんとの事ですが、

出会いはキャバクラです。

 

私は去年まで夜の仕事をしていました。

ラウンジ・ガールズバー・クラブと、

色んな店を転々とし

キャバクラに落ち着きました。

 

とは言ったものの、

私は夜の仕事が大嫌いです。

興味の無いオッさんの話を

聞いて笑って盛り上げるって

私にとったら拷問です。

でも給料が良かったから

その為だけにやってました。

 

 

その日も私はいつも通り

ダラダラと働いてました。

指名のオッさんの席で

(あーもー早く帰れよジジイ)

と思いながら酒を作り、

ふと他の席を見渡したら

ロングヘアーの女の人が

客として来ていました。

(ここら辺は変わった土地柄だし

女の人も来たりするのかねぇ…)

と、そんなに気にも止めていませんでした。

 

指名ジジイがやっと帰ると

「ジュンちゃん、次あそこの新規ね」

と通された席が例の女の人の席でした。

(女の人か…まぁいっか)

と思い、席に着いて自己紹介をしようと

女の人の顔をしっかり見ると、

その人は女ではなく男でした。

 

「!?!?お客さん!!女じゃなくて

男だったんだね!!!(笑)」

 

それが彼に対する第一声でした。